今日、高知からポンカンが届きました。
高知市では水不足のため、2月12日から給水制限が始まったそうです。
早く解消しますように。
みかんに少し飽きてくるこの時期、
わが家ではポンカンがビタミン補給の強い味方です。
箱には「土佐特産」と大きく書かれています。
てっきり日本生まれの果物だと思っていました。
名前もひらがなやカタカナですし、なんの疑いもなく。
ところが調べてみると…
なんと原産はインド!
ちょっとびっくり。
勝手な思い込みだったのですが、意外でした。
ポンカンのルーツ
ポンカンはインド原産の柑橘で、
そこから中国やマレーシアなど東南アジアへ広がりました。
日本へ伝わったのは明治時代。
松山万兵衛が台湾から苗木を持ち帰り、
愛媛県松山市で栽培したのが始まりといわれています。
名前の由来も面白くて、
インドの「Poona(プーナ)」地方の名前が変化して「ぽん」に。
そして柑橘の「柑(かん)」が合わさり、
「ポンカン」になったそうです。
名前まで海外由来だったとは、ちょっと驚きです。

それでも“土佐特産”な理由
1920年に試作が成功し、
1930年ごろから商業栽培が広がりました。
現在は愛媛県が全国生産の約40%を占め、
高知県、鹿児島県と続きます。
どれも温暖な地域ですね。
特に高知ではハウス栽培も盛んで、
冬の代表的な柑橘としてすっかり定着しています。
外から来た果物ですが、
今では日本の気候に合い、日本で育てられた冬の味です。
食べてみた感想
・香りが濃い
・甘みが強くて深みがある
・みかんよりコクがある
・皮は手でむきやすい
一口食べると、甘さがぎゅっと広がります。
みかんとはまた違う、
濃厚で満足感のある味わい。
ビタミンが詰まっている感じがして、
寒い季節にぴったりです。

みかんとの違い
・大きさ:ポンカンのほうがやや大きめ
・表面:でこぼこしている
・味:甘味が強く、酸味は控えめ
・香り:オレンジに近い、しっかりした香り
オレンジに近いコクがあるのも納得。
ルーツを知ると、味の印象も少し変わります。

外から来たけれど、今は日本の冬の味
まさか海外生まれだったとは思いませんでした。
でも、長い年月をかけて日本に根付き、
今ではこたつに似合う、すっかり日本の果物。
日本生まれではないけれど、
ちゃんと日本で育ってきた味なんですね。
ちょっと賢くなった気分で、
今日ももうひとつ、むいてしまいそうです。
