え?これ海外にはないの?
柿の種チョコを初めて見たとき、
正直「え?これって微妙じゃない?」と思っていました。
そのまま食べることもなくスルーしていたのですが、
ある日、いただきもので手元に来て。
「まぁ、せっかくだし食べてみるか…」
と、少し仕方なく食べたのが人生初の柿の種チョコでした。
ひと口食べた瞬間、
甘いのに、しょっぱい。
この不思議な感じはなんだろう?
でも……
一度食べると、止まらない。
気づけば、すっかり癖になっていました。
ふと浮かんだ疑問
あるとき、こんな疑問が浮かびました。
「これ、何も知らずに食べた人はどう思うんだろう?」
「海外の人が食べたら、どんな反応なんだろう?」
節分に、豆の代わりに柿の種チョコをつまみながら、
ちょっと調べてみることにしました。
柿の種チョコってどんなお菓子?
柿の種は、日本で生まれた米菓子です。
柿の木の果実の種に形が似ていることから、
「柿の種」と名づけられました。
醤油味に、ほんのり唐辛子の辛み。
そこにチョコレートを組み合わせたものが、柿の種チョコです。
甘さとしょっぱさのバランスが絶妙で、
気づくと手が止まらなくなります。
ミルクチョコ、ホワイトチョコ、抹茶などの種類があり、
個包装で、味がミックスされている商品も多いのが特徴です。

なぜクセになる?日本人が好きな理由
食べる前は
「これはそんなに売れないだろうな」と思っていました。
でも、実際に食べてみると納得。
✔ 醤油のしょっぱさ
✔ 米菓の香ばしさ
✔ チョコの甘さとコク
この組み合わせが、
「甘じょっぱい+醤油」
という、日本人にとても馴染みのある味だったのです。
みたらし団子や、煎餅に砂糖をかけた砂糖醤油の味。
あの感覚に近いですよね。
海外には「柿の種チョコ」がほぼ存在しない理由
理由①:そもそも「柿の種」がない
米菓文化は、日本独特のもの。
海外のおつまみは、
ポテトチップスやナッツが主流です。
米を主食とする日本だからこそ、
おやつとしての米菓子が発展し、
柿の種チョコも生まれたのだと思います。
理由②:「醤油×チョコ」が想像外
海外では、
・チョコ=完全に甘いもの
・醤油=料理用の調味料
この2つを組み合わせる発想が、ほとんどありません。
一方、日本では
お餅に砂糖醤油をかけて食べる文化があります。
だからこそ、
「混ぜてもおかしくない」と自然に受け入れられたのかもしれません。
理由③:甘じょっぱいの方向性が違う
海外の甘じょっぱい味は、
・塩キャラメル
・ピーナッツバター
といった、甘さが主役で、塩がアクセントのもの。
日本は、
・醤油
・米
・発酵のうま味
といった、自然な甘さの中に塩気がある味。
似ているようで、実はまったく違います。
海外の人が食べたら、どう感じる?
おそらく、最初はびっくりすると思います。
私自身も、
「甘い」と思って噛んだら、
どんどん醤油味が広がっていきました。
でも、
「なぜか、もう一個食べてる」
口の中から味が消えると、
「さっき、どんな味だったっけ?」と
また確認したくなるんですよね。
そうして気づけば、
つい何個も食べてしまっています。
日本のお菓子って、
静かにすごい力を持っていますよね。
こんなシーンにちょうどいい
甘いものが苦手な人にもおすすめ。
コーヒーより、お茶派の人にも合います。
これからの時期は、
バレンタインや、ちょっとしたお礼にも。
一粒が軽くて、
「少しだけ食べたい」が叶うのも嬉しいところです。
地味だけど、日本らしい名脇役
見た目は派手じゃないし、
高級なお菓子でもありません。
でも、ちゃんと記憶に残る味。
海外にはなく、
日本では当たり前にある。
そんな素朴さが、
じわじわと愛され続けている理由なのかもしれません。
