お気に入りの漆器「四方布貼り 根来 漆器 漆塗り」

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お正月に使えそうな汁椀を探していたとき、ふと目に留まったのがこの漆塗りの器でした。

特に心をつかまれたのは、赤のなんとも言えない深みのある発色に、ひと目で惹かれてしまいました。

当時の私は「布柄がなければもっと良かったのに…」と思っていたのですが、今ではすっかりその布貼りの魅力に気づき、「この布貼りが良い!」と思うように。

気になって調べてみたところ、布貼りは強度を高めるための伝統技法で、割れや変形を防ぐために、耐久性の高い布を貼っているのだそうです。

しかもこの布貼り、職人技が詰まった非常に繊細な作業。木地と布を一体化させるため、刷毛で気泡やシワを丁寧に取り除きながら密着させていく、やり直しのきかない工程なんだそうです。

本当に綺麗に密着していますね✨️

木の汁椀を使ってきましたが、長年使っているうちに突然割れてしまったことがあり、残念な思いをしたこともあります。木の器は手触りがよくて好きなのですが、経年による劣化がどうしてもつきものです。

それをうまく補っているのが、「四方布貼り 根来 漆器 漆塗り」。

軽やかで、しっかりとした丈夫なつくり。長く使える器として、ますますお気に入りになりました。

大切に使っていきたいと思います。

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