毎年なんとなく過ごしている日本のクリスマス
12月になると、街が一気にクリスマス色になります。
気がつけば「今日はクリスマスですね」と言い合う、そんな季節。
でも、「海外と同じクリスマス?」と聞かれると、実はよく知りません。
オーストラリアは夏のクリスマス、ということくらいしか思い浮かばず…。
ふと気になって、海外のクリスマスと日本のクリスマスを比べてみました。
海外のクリスマスは「大切な家族行事」
海外のクリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う大切な日。
クリスマスイブは礼拝の始まりで、日没から始まるのが基本だそうです。
クリスマス当日は教会に行き、家族で静かに過ごしたり、
手作りの料理を囲んでゆっくりと時間を過ごします。
親戚も集まる特別な祝日で、
国によっては25日だけでなく、26日も祝日になっているところもあるそうです。
日本のクリスマスは「季節のイベント」
一方、日本のクリスマスは宗教行事というより、
季節のイベントとして楽しんでいる印象です。
ケーキとチキンが定番で、
お店で気軽に準備をして、家族でパーティーをしたり、
恋人との時間を過ごしたりと、過ごし方もさまざま。
平日でも楽しめる行事、というのも日本ならではですね。
日本独特のクリスマスの風景
クリスマスが近づくと、
ケーキ屋さんやチキンを販売するお店には、たくさんの人が集まります。
駐車場には警備員さんが立ち、
「支払い済みの受け渡し場所」と「これから購入する人の列」が分かれていたり、
外にテントが設けられている光景もよく見かけます。
事前予約して、当日に受け取る文化は、日本独特かもしれませんね。
ケーキ屋さんでは、イブからずっと作り続けていると聞きます。
その裏側を思うと、毎年ありがたい気持ちになります。
いちばん感じた違いは「過ごし方」
海外では、家の中で家族と静かに過ごすクリスマス。
日本では、街に出て
イルミネーションや夜景を楽しむ“見るクリスマス”。
「ぼっちクリスマス」という言葉があるのも、日本ならでは。
イベントとして楽しむ文化があるからこその考え方ですね。
なぜこんなに違うのか?
日本では、お正月が一年でいちばん大きな行事です。
そのため、クリスマスはその前の
ちょっとした「息抜き」のような存在。
だから25日が終わると、一気にお正月モードへ切り替わります。
この切り替えの早さも、日本らしさなのかもしれません。
海外のクリスマスは、
日本でいうお正月のような位置づけで、
イブから1月6日頃まで続く地域もあるそうです。


我が家のクリスマス
我が家のクリスマスは、
「いつもより少しだけ特別な夕ごはん」といった感じです。
ケーキは重たく感じるようになり、
最近は毎年31アイスを買っています。
クリスマス用のアイスケーキも並んでいますが、
我が家は普通のアイスをそれぞれ好きなものを選ぶスタイル。
好みがバラバラなので、これが一番落ち着きます。
以前はケーキも作っていましたが、
生クリーム派とチョコ派に分かれて、2種類作ることもあり、なかなか大変でした。
アイスにしてからは、
忙しい12月の中でも、ほっとできる時間が増えた気がします。
チキンは並ぶのが面倒で作っています。

まとめ
同じ「クリスマス」でも、
国がちがうと、こんなにも過ごし方がちがうのですね。
何気なく楽しんでいた日本のクリスマスも、
見方を変えてみると、
ちょっと違った視点で感じられる行事なのかもしれません。
素敵なクリスマスをお過ごしください。

