マイナンバーの交付率は2024年月末の時点で73.3%。
2025年3月24日から、マイナンバーカードと運転免許証を一体化した「マイナ免許証」が開始されます。マイナンバーカードのICチップに運転免許証の情報が記録され、表面には印字されず、ICチップ内に保存されるためセキュリティ面で安心なんだそうです。一体化は任意のため、希望しない場合は従来どおりの運転免許証を使用できます。
マイナ免許証の取得方法
手続きには3月24日以降に、運転免許証の更新時、または更新時以外でも希望すれば可能です。
準備物
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの署名用電子証明書のパスワード
- 運転免許証
手続き場所
- 運転免許センター
- 一部の警察署(優良運転者のみ可能)
流れ
- マイナンバーカードのICチップに免許情報を記録
- 署名用電子証明書と免許情報のひも付け
- マイナポータルとの連携手続き
メリット
- 免許更新や住所、氏名の変更の手続きが1度で完結する(市町村の手続きのみでよい)
- 講習をオンラインで受講できる
- 複数回の違反や初回更新者は、対面での講習が必要
- 高齢者講習対象者は不可
- 免許証の不正取得や不正貸し借りのリスクが減る
- 交通違反や事故歴が一元管理され、行政の対応が迅速になる
- 手数料、講習受講費用が安くなる
※マイナ免許証を単独で利用する場合は、従来よりも手数料が値下げされます。
一方、従来の免許証を利用するか両方を持つ場合には、従来よりも手数料が上がる点に注意が必要です。
※免許証の更新手続の視力検査などは、通常通り免許センターで行います
デメリット
- 紛失した場合の手続きに時間がかかる(再発行は最短で約1週間なのでその間運転できない)
- マイナンバーカードを再発行⇒マイナ免許証の紐付け手続き
- 従来の運転免許証なら即日発行可
- 更新手続きの有効期限が別々でわかりにくい(専用アプリで確認しないとわからない)
- システム障害が起こった場合、免許証情報にアクセスできなくなり、本人確認や運転が困難になる可能性がある。
- デジタルに不慣れな人への負担
結論
政府は行政手続きのオンライン化を推進しており、国民の利便性向上と行政コストの削減を目指しています。便利だと思う反面、メリット、デメリットを考えると悩みます。ボーっとしている私にとっては、更新の有効期限を逃してしまいそうな気もします。去年運転免許を更新したばかりなので、しばらく様子見でいいかな?とも思えます。そう思ってるうちに高齢者講習になりそうです。