海外の人がお土産に「サランラップ」を買って帰るって、ご存じですか?
「なぜ?」と思いますよね。
どうやら、その使いやすさが人気の理由のようです。
日本で人気のラップランキング
1位:サランラップ … 世界シェアNo.1!密着度・使いやすさでダントツ人気
2位:NEWクレラップ … 切れ味の良さと箱の機能性が定番の理由
3位:キッチニスタ … サイズ展開が豊富でコスパ◎、伸縮性もある
4位:ポリラップ … 無添加で安心感がある
5位:GLAD プレスンシール … ずれない・しっかり貼り付く特殊タイプ
日本製ラップと海外製ラップの違い
🔹 臭い移り
- 日本製(主にPVDC)はにおい移りが少ない
- 海外製はポリエチレンが主流で、においが残りやすい
🔹 厚み・耐久性
- 日本製は厚みがあり丈夫
- 海外製は薄めで破れやすいことも
🔹 カットのしやすさ
- 日本製は金属刃で片手でもスパッと切れる
- 海外製はプラスチック刃や紙刃が多く、切り口がガタガタになりやすい
🔹 密着性
- 日本製はピタッと密着して鮮度保持力が高い
- 海外製は密着力が弱めで、うまく貼り付かないことも
🔹 パッケージ設計
- 日本製は取り出し口やカッターが工夫され、ストレスが少ない
- 海外製は簡素で、巻き戻りや絡みやすさに不満が出やすい
👉 日本製ラップは「切れ味・密着力・パッケージ設計」で世界トップクラスとされ、外国に住む日本人からも“必須アイテム”として人気です。
ちょっとしたエピソード
断水のとき、友人にサランラップをプレゼントしたことがあります。
「食器が洗えないから、お皿にラップを敷いて使っていたけれど、手持ちのラップは薄くて貼りつくだけで使いにくい」と困っていたそうです。しかも店頭では品切れ…。
その点サランラップは敷きやすく、におい移りもなく、本当に助かったと大変喜ばれました。
素材の違い(3種類)
- ポリ塩化ビニリデン(PVDC):密着度が高く、におい移りしにくい(サランラップ、クレラップ)
- 塩化ビニル樹脂(PVC):伸びやすく、業務用でよく使われる(キッチニスタ)
- ポリエチレン(PE):電子レンジ可、環境にやさしいが密着力は弱め(ポリラップ、GLADプレスンシール)
使い分けの目安
- 冷蔵保存にはサランラップ
- 大量の食材や業務用にはPVCラップ
- 環境に配慮するならPEラップ
👉 日常使いなら「サランラップ」が一番バランス良し。
まとめ
日本のラップは「切れやすさ・密着力・使いやすさ」で世界からも注目されています。
当たり前のように使っていましたが、日常のちょっとした違いが、実はとても便利でありがたいことに気付かされました。