国公立大学の前期日程の合格発表が終わり、最後の後期日程になりますね。
我が家は来年が受験なので、今年度の動きは少し注目していました。
2025年度の共通テストは新科目が増え、教科の変更点がありました。今年度は平均点は上がり、受験生の実力の差が出やすかったようです。
今から私立大学へ「共通テスト利用」の動きや合格辞退が出始める時期なので、繰り上げ合格の動きも多いのか少ないのか、これから注目どころです。
2025年度共通テスト
受験者数
- 志願者数は前年から0.7%増加
- 現役生比率は86.0%と上昇
新科目の導入
- 「情報I」が新たな科目として追加
変更点
地理歴史・公民
- 地理歴史では「地理総合」「歴史総合」が必修科目に
- 公民では「公共」が新たな必修科目として導入
- 出題科目が大きく再編され、6科目から最大2科目を選択する形式になった
国語
- 国語では近代以降の文章に実用的な文章が加わり、大問数が増加
数学
- 「数学II,B,C」として1科目にまとめられ、試験時間が60分⇒70分に延長
- 選択項目が2つから3つに増加し、「平面上の曲線と複素数平面」が新たに加わる
理科
- 「物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎」が1科目となる
出題傾向
- 全体的に、時間配分への苦労が比較的少なかった
- 各大問において、易しい問題から難しい問題が順に並んでいた
- 国語では、選択肢の減少により、平均点が上昇
平均点と難易度
- 文系・理系ともに平均点が上昇
- 数学II,B,Cは全体的に昨年よりも難しくなり、平均点が低下
この流れから、来年は難しくなると今から予想されます。 英語だけ変更がないので、難化の可能性あり?と思ってしまいます。
上の子の時は、私自身も全く無知でした。共通テスト2年目の年で数学難化の年で、過去最低平均点がXでかなり話題にあがっておりました。
受験勉強の効率化!今からできること
勉強、受験に向けて情報収集しながら研究していきたいと思います。効率よく勉強を進めるためのポイントをまとめてみました。
1. 問題を解く順番を意識して、時間を有効活用する
試験では時間配分がとても大事です。解く順番を工夫して、スムーズに解けるようにしておきたいですね。
2. 読解スピードを上げるために、要点をまとめる練習
文章を読むだけでなく意識してまとめる習慣をつけると、読解力が上がるそうです。
3. 設問のパターンに慣れる
問題にはパターンがあります。繰り返し解いて、出題傾向に慣れておくと安心ですね。
4. 覚えるだけでなく、整理して解けるようにする
ただ暗記するのではなく、「なぜそうなるのか?」を理解しながら学ぶことが大切。知識を整理する力をつけたいです。
5. 基本と応用のバランスを取る
基礎をしっかり固めつつ、応用問題にも挑戦することで、実力がついていきます。
6. 無理せず、自分のペースで積み重ねる
目標校の問題ばかりにこだわらず、自分が苦手な部分をしっかり克服することが大切です。レベルを少し下げた問題からでも、確実に理解を積み重ねる方が成功への近道。無理をして溺れるのではなく、着実に力をつけていきましょう!
親ができる受験サポート!事前の準備で安心を
受験は子どもだけでなく、親にとっても準備が大切。特に県外受験の場合は、早めの対応が必要です。1. 宿泊施設の確保は早めに!
志望校が県外なら、周辺の宿泊施設を早めにチェックしておきましょう。近くて安い宿泊先はすぐに埋まってしまい、出遅れると高い施設しか残らないことも…。運よくキャンセルが出ればいいですが、それも確実ではありません。早い人は夏から予約しています。
そこで、
- キャンセル料のかからない期間の確認
- 万が一志望校を変更した場合の宿泊施設の確保
など考えておくと安心です。
2. 自宅からの受験でも気をつけたいこと
たとえ自宅から受験に行く場合でも、急な寒波などの影響で交通が乱れることがあります。「まさか!」の事態にも慌てないように、当日の移動手段をいくつか考えておくと安心ですね。
- 代わりの移動ルートを調べておく
- 天候によっては前泊する選択肢も
私は上の子の時に積雪の心配があり、焦って調べましたが、1駅過ぎたホテルしか空いていませんでした。結果、積雪がなかったので救われました。
当日は、できるだけ子どもが試験に集中できるように、親がサポートしてあげられるといいですね。


