鳥居を見ると、なんだか神聖な気持ちになります。
鳥居は、神様の世界と人間の世界の境目を示すもの。不浄なものが入らないように守る役目もあるそうです。知れば知るほど、意味があるんですね。

昨年、広島の「宮島・厳島神社」を訪れました。海の中に立つ大きな鳥居はとても印象的で、世界遺産にも登録されています。海外からの観光客も多く、みんな写真を撮るのに夢中でした。

私が行った日は、昼間は潮が引いていて、鳥居のそばまで歩いていけました。でも、夕方になるとだんだんと潮が満ちてきて、風景がガラッと変わります。行かれる方は、潮の時間をチェックしておくと、より楽しめると思います。

夜の鳥居は、本当に幻想的。昼とはまったく違う雰囲気で、「日本人でよかったなぁ」としみじみ感じるひとときでした。
※夜の景色は、船が動かないため、宿泊者と島民だけのスポットです!



ちなみに、鳥居にも種類があって、厳島神社の鳥居は「明神鳥居(みょうじんとりい)」と呼ばれるもの。上の横木の端が反っている、装飾的なデザインが特徴です。鮮やかな赤い色にも意味があって、魔除けや防腐・防虫の効果があるそうです。

こんなふうに、大人になってから知ることって多いですね。子どもの頃は何気なく見ていたものが、今ではとても奥深く感じられます。

そんな奥深さ、趣、歴史っていいなぁ。と感じずにはいられません。
参考文献:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%B1%85
https://www.e-sogi.com/guide/26834/
