実家の母から届いた、夏のごほうび「白桃」

未分類

実家の母が「白桃」を送ってくれました。

箱を開けた瞬間、ふわっと桃の甘い香りが部屋いっぱいに広がります。
きめ細やかな果肉はやわらかくてジューシー、まろやかな甘さが口いっぱいに広がっていく贅沢な果物です。

実は私、結婚するまでは果物があまり得意ではなかったんです。
でも、この白桃だけは不思議と食べられました。疲れて食欲がなくても食べれたものです。
黄桃のように固めのものはちょっと苦手で受け付けず、迷わず「白桃派」になっていました。

私の食べごろの見分け方は、おしりの部分がまだ固いときは常温でしばらく置いておきます。
少しやわらかくなってきたら、冷蔵庫で冷やしてからいただきます。
ちょうどよく熟した桃は、包丁を使わなくても手でつるんと皮がむけるんです。

皮がスッとむける桃は、味も格別。
逆に少しかためで皮がうまくむけないときは、やっぱり味もちょっと…ということが多いような気がします。

この季節にしか味わえない白桃の美味しさ、みずみずしさ。
今年もまた食べられたことに、ただただ感謝です。

海外で食べた桃は、かたくてあまり甘くなかったり、缶詰だったり。
やっぱり、日本の白桃のような「生の美味しさ」は、日本ならではなのかもしれません。

ちなみに、アメリカに住んでいたお友達は、「日本のアボカドはあまり美味しくない」と話していました。
果物や野菜の美味しさも、その土地の気候や風土に支えられているんですね。

白桃の旬は、7月中旬から8月上旬ごろ。
山形の「川中島白桃」、福島の「西王母(せいおうぼ)」や「あかつき」、岡山の「白鳳」や「清水白桃」などが有名です。

今年も、美味しい桃の季節を楽しみたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました