日本で人気のフリクションペン、実はヨーロッパで先に売られていた?

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海外から日本に来た方に人気のアイテムのひとつが「フリクションペン」なんだそうです。

書いた文字が本当に消える!と聞いても、最初は「どうせ跡が残るんでしょ?」「消える蛍光ペン」と同じレベルだと思っていました。
でも見本を試してみると…思った以上にきれいに消えてびっくり。即購入してしまいました。

フリクションペンとは?

日本のパイロット社が開発した、摩擦熱でインクが透明になる不思議なペン。
今では世界100ヶ国以上で販売されているそうです。

「それなら、なぜ日本でわざわざ買うの?」と思うかもしれません。
実はアメリカではネット販売中心で、店頭で見かけることは少ないそうです。
ヨーロッパでも学生や文具好きの間で人気はありますが、日本ほど広く普及してはいないとか。

どうして文字が消えるの?

フリクションのインクは、約60℃になると透明になる特性を持っています。
ペンの後ろのラバーでこすると摩擦熱が発生し、文字が消える仕組みになっています。

しかも、冷やすと再び文字が浮き上がる場合もあるそうです。
「消しすぎて困った!」なんて時は、冷凍庫で試してみるのも面白いかもしれませんね。

日本で生まれたのに、ヨーロッパで先に販売

実は2006年に、フランスで先行発売されました。
その背景は、ヨーロッパでは学校でボールペンや万年筆を使う習慣があり、ニーズが高かったからなんだそうです。
マーケティングチームの後押しもあり、日本より1年早くヨーロッパで人気に火がついたそうです。

現在のフリクションペン事情

今では世界中で広まり、学校やオフィスで日常的に使われています。
特に日本は種類が豊富!
カラーペン、蛍光ペン、極細、太字、さらにはスタンプまで。
これだけ多彩なのは日本ならではかもしれません。

日本らしい楽しみ方

スケジュール帳を色分けしたり、勉強ノートに使ったり。
スタンプタイプは子どもから大人まで楽しめるアイテムです。
「便利さ」だけでなく、「使う楽しさ」もあるのが日本の文具らしさですね。

まとめ

フリクションペンは、日本で生まれ、世界に広がった文具。
仕組みを知ると奥深く感じ、日本で出会える種類の豊富さも魅力ですね。

ぜひ文房具店でいろいろなフリクションを手に取ってみてください。

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