このところ、なかなかブログに取りかかれませんでしたが、
また少しずつ書いていこうと思います。
日暮れが早くなり、秋らしくなってきましたね。
とはいえ、日中はまだ暑い日もあります。
今日は、そんな季節にぴったりの和菓子「きんつば」をご紹介します。
きんつばとは
江戸時代から続く、日本の伝統菓子です。
もともとは刀の“鍔(つば)”の形に似ていたことから「銀鍔(ぎんつば)」と呼ばれていたそうです。
その後、生地が米粉から小麦粉に変わり、焼き色が黄金色になったことで「きんつば」と呼ばれるようになりました。
さらに、持ち運びやすさを考えて丸形から四角形へと形を変えたのだとか。
調べてみて、思わず「へぇ〜」と驚きました。
味わい
外は薄い皮で包まれ、中はしっとりとした餡。
見た目からは甘そうに感じますが、実際は甘さ控えめで、口に入れるとほっとする優しい味わいです。
小豆のほくほくとした食感と、上品な甘さが幸せな気持ちにしてくれます。
小豆をつぶさずに丁寧に炊き上げた、職人さんの手仕事を感じる一品です。
今回いただいたのは、金沢の老舗「中田屋」さんのきんつば。
素材の良さが引き立つ、上品な甘みと口どけの良さが印象的でした。

お茶とともに
秋は実りの季節。お茶がいっそうおいしく感じられる時期でもあります。
少し渋めのお茶ときんつばをいただくと、時間の流れがゆっくりになるような気がします。
和菓子の歴史を知り、その背景を感じながら味わうと、さらにおいしさが増しますね。
おわりに
一日が慌ただしく過ぎていく中でも、
こうした小さなひとときに季節を感じるのは、とても大切な時間だと思います。
ブログも、焦らず、自分のペースでまた少しずつ綴っていけたらと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

