伊勢神宮といえば赤福。
お土産の定番中の定番ですが、2021年に生まれた「白餅黑餅(しろもちくろもち)」をご存知ですか?
コロナ禍で暗くなった気持ちを少しでも明るくしたい、という思いから生まれた商品だそうです。
今回はこの白餅黑餅を、味だけでなく「誰へのお土産に向くか」「値段に見合っているか」まで正直に書いていきます。
写真は上から白、黒。下がノーマルの赤福です。

赤福「白餅黑餅」の基本情報
白餅と黒餅が4個ずつ、計8個入りのセット商品です。
- 黒餅:宝永の時代から明治ごろまで作られていた、黒砂糖味のあん
- 白餅:白小豆を使った白あん
価格は8個入1,100円(税込・執筆時点)です。
通常の赤福は折箱8個入900円なので、同じ個数で200円ほど高い計算になります。
ちなみにパッケージは「天地人」がモチーフで、白が天(雲)、黒が地(稲穂)、右肩の赤いロゴが人を表しているそうですよ。
食べてみた正直な感想
黒餅を口に入れた瞬間、黒砂糖のやさしい香りがふわっと広がりました。
どこか懐かしいような香りで、砂糖が貴重品だったころの素朴な味わいが残っているような気がします。
通常の赤福よりコクがあって、甘さがしっかり主張してくる感じ。
黒糖好きにはたまらない味です。
白餅は黒餅とは対照的に、さりげなくてさっぱり。
黒餅の後に食べると特に爽やかに感じられます。
甘さ控えめで食べやすく、我が家では白餅の方が断然人気でした(笑)
ただ正直に言うと、白餅は「上品だけどインパクトは弱い」とも感じました。
1個ずつ食べ比べるからおもしろいのであって、白餅だけ8個あったらちょっと物足りないかもしれません。
そしてもうひとつ、我が家で意外だったのが子どもたちの反応です。
白餅は「おいしい」と食べたのですが、黒餅については「これならいつもの赤福のほうがいい」とのこと。
黒砂糖の風味が、子どもにはちょっと大人っぽすぎたのかもしれません。
そういえば私も子どものころは黒糖のお菓子が苦手だったので、これは年齢が出る味なんだろうなと思いました。
誰へのお土産に向いてる?
親・年配の方へ
いちばん向いていると思ったのがここです。
黒砂糖の素朴な味は年配の方に喜ばれやすいですし、「赤福は知ってるけどこれは初めて」という話題にもなります。
お茶うけとしても間違いがありません。
職場へのお配り
正直、あまり向きません。
消費期限が短いので、その日のうちに配りきれる人数でないと厳しいです。
個包装ではなく箱に並んでいるタイプなので、持ち帰ってもらうこともできません。
恋人・友人へ
一緒にその場で食べ比べできる相手なら、かなり楽しいお土産です。
「どっちが好き?」で会話が生まれるタイプのお菓子なので、渡してすぐ開けられる関係の人に向いています。
小さいお子さんのいるご家庭へ
ここは少し慎重に考えたほうがいいかもしれません。
白餅は子どもでも食べやすいのですが、黒餅の黒砂糖の風味は好みが分かれます。
我が家の子どもたちも「黒餅ならノーマルの赤福のほうがいい」という反応でした。
お子さんの人数が多いご家庭なら、素直に通常の赤福を選んだほうが喜ばれると思います。
向かないと思った相手
遠方に住んでいる方、すぐに会えない方には避けたほうが無難です。
期限の短さが、そのまま相手の負担になってしまいます。

値段あたりの満足感は?
1個あたり約138円という計算になります。
通常の赤福が1個約113円なので、25円ほど上乗せして「食べ比べの体験」を買うイメージですね。
正直、味そのものが2倍おいしいわけではありません。
でも、通常の赤福を渡すよりも「へえ、こんなのがあるんだ」と言ってもらえる確率はぐっと上がります。
その意味では、200円の差額は納得感がありました。
実用情報(買う前に知っておきたいこと)
- 消費期限:製造日を含めて、夏期は2日/冬期は3日
- 保存方法:常温。直射日光や高温多湿は避ける
- カロリー:1個あたり白餅・黒餅ともに95kcal
- アレルゲン:夏期製造分はなし。冬期製造分は「糖類加工品」に大豆由来のものが含まれます
- 販売地域:三重・愛知・岐阜・滋賀・京都・奈良・大阪・兵庫の百貨店、サービスエリア、駅売店など
パッケージは白い包み紙でシンプル。
箱を開けて保護シートをはがすだけなので、開けやすさに不満はありませんでした。
ヘラも入っているので、そのまま取り分けられます。
お取り寄せは公式オンラインショップからも可能ですが、配送は冬期(10月上旬〜5月下旬)のみという点にご注意ください。
各日個数限定なので、確実に手に入れたい場合は早めの注文がおすすめです。
※価格や期間は変わることがあるので、購入前に公式サイトでご確認くださいね。
これはリピートする?しない?
結論としては、「自分用にはリピートしない。人に渡す用にはリピートする」です。
自分で食べるなら、正直いつもの赤福で十分に満足できてしまいます。
味の方向性が違うだけで、赤福を超えてくるわけではないんですよね。
でも、伊勢のお土産として誰かに渡すなら話は別。
定番を外さずに「ちょっと違うもの」を渡せるお菓子は、意外と貴重です。
実際に出してみると「赤福にこんなのがあるの?」と、知らない方がわりと多くて珍しがられました。
2021年生まれの比較的新しい商品なので、赤福=あのピンクの折箱、というイメージのままの方がまだまだ多いんですね。
この「知られていなさ」が、そのままお土産としての強みになっている気がします。
こんな人におすすめ
- 赤福は好きだけど、新しい味も試してみたい方
- 黒糖の風味が好きな方
- さっぱりした甘さが好きな方
- 渡してすぐ一緒に食べられる相手へのお土産を探している方
- まだ知られていない伊勢土産で驚かせたい方
逆に、小さいお子さんが多いご家庭には通常の赤福のほうが無難かなと思います。
通常の赤福とはまた違う魅力がある一品です。
伊勢に行く機会があれば、ぜひ食べ比べてみてください。
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