石川のお土産を探していて、百貨店でふと目に留まったのが和菓子村上の「万葉」でした。
和の落ち着いた色合いと、金があしらわれたパッケージに思わず手が止まりました。
「これ、なんか品がある」と直感で購入。
結論から言うと、抹茶が苦手な子どもでも食べられた。
それがいちばんの驚きでした。
和菓子村上の「万葉」とは
和菓子村上は、金沢市に本社を置く和菓子店です。
創業は明治44年(1911年)、100年以上続く老舗。
製造は合資会社村上製菓所で、小豆から炊き上げる餡や求肥餅を自社で作っています。
「万葉」は、金箔をあしらった上品な口どけの練り菓子です。
そぼろ状の餡を2層に重ねた、モダンなデザインのひと口菓子。
今回いただいたのは抹茶版で、小豆と抹茶の2層になっています。
定番の万葉は小豆と黄味の2層で、ほのかに柚子が香るタイプです。
抹茶版は取り扱いが店舗や時期によって変わるようなので、見つけたときが買いどきかもしれません。
見た目とパッケージ


外袋は抹茶グリーンと小豆色の二色使い。
金のラインと菱形模様があしらわれた、和の品のある仕上がりです。
「万葉」の文字も落ち着いた書体で、百貨店のお土産売り場に置かれていても、ひときわ静かな存在感がありました。
中身は個包装で4個入り。
箱を開けると黒いトレイに4個がきっちり収まっていて、取り出しやすく衛生的。
個包装の袋はつまんでそのまま開けられるシンプルな作りで、年配の方でも開けやすいと思います。
実食レポート

袋から出すと、抹茶の緑と小豆の赤紫がくっきり二層になった四角い和菓子が現れます。
断面がきれいで、思わず写真を撮りたくなる見た目です。
よく見ると、抹茶の表面に金箔がちらりと光っていました。
この小さな一粒に、こんな贅沢が乗っているんですね。
食感はほろっと軽く、口の中でやさしく崩れていく感じ。
ねっとりでも硬くもなく、ほくほくとした独特の軽さがあります。
味わいは甘さが程よく、いわゆる「甘ったるい」と感じる手前でちゃんと止まっている。
後味もさっぱりしていて、上品な金沢の和菓子らしい品のよさを感じました。
抹茶の主張は控えめで、ほんのりと香る程度。
わが家の抹茶嫌いの子どもが食べられたのはそのおかげだと思います。
「抹茶味のお菓子はちょっと…」という方でも、これなら大丈夫かもしれません。
誰へのお土産に向いてる?
| 贈る相手 | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| 親・年配の方へ | ◎ いちばん喜ばれる | 金箔の品のよさ、控えめな甘さ、金沢という産地の格。これ以上ない選択肢のひとつだと思います。 |
| 職場へ | ◎ 賞味期限30日で余裕あり | 個包装で衛生的に配れる上、日程を気にせず渡せます。ただし4個入りなので、人数が多い職場では複数購入が必要です。 |
| 恋人・友人へ | △ 好みによる | センスのいい和菓子好きの方なら喜ばれるはず。ただし「見た目よりインパクトが欲しい」派の方には少し地味に映るかもしれません。 |
| 自分用 | ◎ ちょっと贅沢なおやつに | お茶と一緒にゆっくり食べたい一品。日常使いというよりは、丁寧な時間を過ごしたいときのおやつとして向いています。 |
抹茶が苦手な方がいるご家庭にも、安心して渡せるのがこのお菓子の強みだと思います。
値段あたりの満足感(正直評価)
4個で584円(税込)。1個あたり約146円です。
百貨店の和菓子としては、むしろ控えめな価格帯。
見た目の品のよさと金箔のあしらいを考えると、「これで584円?」と少し得した気分になります。
お土産として渡したときの見栄えが価格以上で、コスパは高いと感じました。
実用情報
| 商品名 | 万葉(抹茶) |
| ブランド | 和菓子村上 |
| 製造元 | 合資会社 村上製菓所(石川県金沢市泉本町) |
| 創業 | 明治44年(1911年) |
| 内容量 | 4個入り |
| 価格 | 584円(税込)※購入時のもの。最新は公式でご確認ください |
| 個包装 | あり(つまんで開けられるタイプ) |
| 賞味期限 | 約30日 |
| アレルギー | 購入時に商品表示をご確認ください |
| 抹茶の強さ | ほんのり控えめ |
| 購入場所 | 和菓子村上の店舗・百貨店(石川の物産コーナーなど)・公式オンラインショップ |
絶対リピートする?しない?
→ リピートします。
金沢に行く機会があれば、または百貨店で見かけたらまた買いたいと思います。
特に年配の方へのお土産として、これは自信を持って渡せる一品。
抹茶嫌いの子どもが食べられたのが個人的にいちばんの発見でした。
華やかすぎず、かといって地味すぎない。
そのちょうどいい塩梅が、金沢の和菓子らしくていい。
このとき一緒にいただいたのが、森半の八十八夜煎茶でした。
抹茶の風味と煎茶の甘みが重なって、いい時間になりました。

