カノンドッチョとは?ちょっと変わった見た目のお菓子を食べてみた

お土産レビュー

先日、ちょっと珍しいお菓子をいただきました。

その名も「カノンドッチョ」。

蓮の花が咲いたような形をした、見た目からしてただ者ではないお菓子です。

広島県・世羅町のKANON工房さんが、地元の卵を使って手作りされているものだそう。

名前も見た目も初めてだったので、袋を渡された瞬間に「これなあに?」と聞いてしまいました。

カノンドッチョってどんなお菓子?

カノンドッチョは、タイの伝統的な揚げ菓子です。

現地では「カノムドークジョーク」と呼ばれていて、蓮の花をイメージした形なのだそう。

専用の金型に生地を浸して、油で揚げて仕上げるのが特徴です。

タイでは屋台やお菓子屋さんで広く親しまれている、身近なおやつだと聞きました。

それが広島の道の駅で売られているというのが、なんだか面白いですよね。

袋のラベルにも「パリパリっとした歯ごたえ、素朴な風味が懐かしいタイ発祥のお菓子です」と書かれていました。

まず見た目に驚く

袋から一つ取り出して、お皿にのせてみました。

薄い花びらのような生地が幾重にも重なって、まさに花が開いたような形です。

直径は手のひらにのるくらい。

小学生のころ、運動会で作った紙花にそっくりだなと思ったのは私だけでしょうか。

生地には黒ゴマが点々と練り込まれていて、白いお皿に置くとよく映えます。

写真映えという意味では、かなり優秀なお菓子だと思います。

横から見ると、花びらが何段にも積み重なっているのがよく分かります。

この立体感を、一枚ずつ型で揚げて作っているというのだから驚きです。

ただし、見た目のわりにとても繊細で、あっけないほど崩れやすいです。

今回のものは一枚も欠けていない、きれいな状態でした。

お皿に移すときも、指先にちょっと緊張が走りました。

食べた正直な感想

ひと口かじると、カリッと軽い音が部屋に響きます。

薄い生地が何層にも重なっているので、口の中でパリッ、ホロホロッとほどけていきます。

この食感が、とにかく気持ちいい。

味そのものはとてもシンプルです。

甘さは控えめで、噛むほどに小麦と黒ゴマの香ばしさが広がります。

南国のお菓子らしい、ほんのり丸い甘い香りもありました。

派手さはないけれど、後を引くタイプ。

コーヒーにも日本茶にも合いました。

正直に書くと、素材の味を楽しむ感じのお菓子です。

しっかり甘いお菓子が好きな人には、少し物足りないかもしれません。

逆に私のように「甘いものは少しでいい」という人には、ちょうどいい塩梅です。

パッケージ・賞味期限などの実用情報

手土産として考えるとき、いちばん気になるのがここだと思います。

パッケージの開けやすさ:◎

透明な袋の口を留めてあるだけなので、開けるのは簡単です。

でも壊したくなかったので、ハサミで丁寧に開けました。

ただ密閉ではないので、開けたあとは袋ごと密閉容器に入れるほうが安心です。

持ち運び:△

これが最大の注意点です。

本当にもろくて、エコバッグで他の荷物と一緒にすると簡単にパラパラ崩れます。

手提げの一番上に、そっと。これに尽きます。

買うときのコツ:袋の中を確認してから

お店に並んでいる時点で、すでに割れてしまっていることがあるそうです。

お客さんが手に取って見ているうちに、少しずつ欠けてしまうのだとか。

今回のものは入荷したばかりだったのか、まったく割れていない完璧な状態でした。

人に贈るつもりで買うなら、袋越しに中の状態をよく見てから選ぶことをおすすめします。

自分用なら、多少割れていても味は変わりません。

賞味期限:やや短めと考えておくのが安全

揚げ菓子なので、油の風味が落ちる前に食べきりたいところ。

購入時に袋の表示を必ず確認してください。

カロリーは揚げ菓子ですので、決して低くはありません。

軽い食感なのでいくらでも入ってしまうのが、逆に落とし穴です。

値段あたりの満足感は?

今回のものは道の駅 みはら神明の里で600円ほどだったそうです。

以前に見かけたときは500円台だったので、少し値上がりしているのかもしれません。

※価格は販売店や時期、内容量によって変わります。購入時に必ずご確認ください。

正直な評価をすると、「量」ではなく「体験」にお金を払う感じです。

一つひとつは大きく見えますが、薄い生地なので重さはほとんどありません。

スーパーのスナック菓子と比べたら、割高に感じる人もいると思います。

でも、見た目のインパクトと、手作りでこの形を作る手間を考えると納得できました。

渡したときに相手が「なにこれ!」と喜ぶところまで含めて500円、と考えると悪くない買い物です。

逆に、たくさん食べたい人・コスパ重視の人には向きません。

誰へのお土産に向いている?

◎ 珍しいもの好きの友人へ

いちばん向いているのはこの層です。

名前も見た目も珍しいので、渡した瞬間から話が弾みます。

◎ 恋人・気になる人へ

ハートの模様が入った袋で、見た目がかわいらしいのもポイント。

高価すぎず、でも印象に残るので、重くならない贈り物になります。

○ 親・祖父母へ

甘さ控えめで素朴な味なので、年配の方にも食べやすいと思います。

ただし硬めのパリパリ食感なので、歯が弱い方には少し食べにくいかもしれません。

△ 職場へ

これは正直おすすめしません。

個包装ではないので配れませんし、持ち運ぶ間に崩れる可能性が高いです。

職場用なら、同じ広島でも個包装のお菓子を選んだほうが無難です。

◎ 自分へのご褒美に

手に入りにくいお菓子なので、人にあげずに自分でじっくり味わうのも大いにアリでした。

リピートする?しない?

私の結論は「見かけたら必ず買う。」です。

味も食感も好きですし、シンプルなので飽きません。

ただ、これは「世羅に行った」という体験とセットで楽しいお菓子だと思うんです。

崩れやすさを考えても、現地で買ってその日のうちに開けるのがいちばん幸せな食べ方でした。

なので、広島方面に行く用事があるときの「見かけたら買うリスト」に入れておきます。

どこで買える?通販はある?

作られているのは広島県世羅町ですが、置いているお店は世羅町だけではありません。

今回のものは道の駅 みはら神明の里(広島県三原市糸崎)で買ったものでした。

国道2号線沿いの丘の上にあって、瀬戸内海が見渡せる道の駅です。

三原のお土産だけでなく、県内各地のお土産を幅広く扱っているそうで、それで世羅町のお菓子も並んでいるんですね。

もちろん、世羅町の道の駅世羅山の駅などでも販売されています。

人気があって、売り切れていることも多いと聞きました。

私が調べた範囲では、公式の通販は見つけられませんでした。

これだけ崩れやすいお菓子なので、配送が難しいのだと思います。

確実に手に入れたい方は、事前に取扱店へ問い合わせてみてください。

まとめ

見た目の華やかさ、カリッとした軽い食感、素朴な甘さ。

もらった瞬間から食べ終わるまで、ずっと楽しいお菓子でした。

甘いものが得意でない方への手土産にも向いていると思います。

広島のお土産では、にしき堂の生もみじも食べ比べてレビューしています。

配りやすさ重視ならそちらのほうが向いていますので、あわせてどうぞ。

お酒の香りが好きな方には、くにひろ屋の洋酒ケーキもおすすめです。

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