叶匠壽庵の「あも」が好きで、以前このブログでも紹介しました。
その定番のあもに、季節限定版があると知って気になっていたんです。
それが今回いただいた「あも(栗)」。
羽二重餅に栗を練り込んだ、秋から冬にかけて登場する一本です。
定番と比べて、どう違うのか。
正直なところを書いていきます。

「あも(栗)」はどんなお菓子?
叶匠壽庵は、滋賀県大津市に本社を置く和菓子店です。
代表銘菓の「あも」は、丹波大納言小豆の粒あんで、やわらかな羽二重餅を包んだ棹菓子。
使われている丹波大納言小豆は、全国収穫量のわずか1%という希少なものだそうです。
その「あも」の季節限定版が、今回の栗入りです。
ゲランドの塩をまぶして焙煎した栗を、羽二重餅に練り込んであります。
塩で焙煎、というのが面白いところですね。

正直な味の感想
箱を開けた瞬間、栗の香りが強く立つ、ということはありませんでした。
ここは正直に書いておきます。
「栗の香りにうっとり」を期待すると、少し肩透かしかもしれません。
けれど、切ってみると印象が変わります。
断面に、栗がちょっと顔を出しているんです。

白い羽二重餅の中に、栗の黄色が点々と見えて、これがきれいでした。
食べてみると、まず小豆のやさしい甘さがきて、そのあとに栗のほくほくした食感がきます。
香りではなく、食感で栗を感じるお菓子でした。
そして、塩がじわりと効いています。
この塩気があるおかげで、甘さがくどくならず、最後まですっと食べられました。
定番のあもが「小豆と餅の一体感」だとすれば、こちらは「食感の変化を楽しむ一本」です。
どちらが上ということではなく、性格が違います。
誰へのお土産に向いている?
| 贈る相手 | 向いている理由 |
|---|---|
| 親世代・年配の方へ | 甘さが控えめで、やわらかい。歯の弱い方でも食べやすい和菓子です。 |
| あもを知っている方へ | 「定番は食べたことがある」人ほど、限定版は喜ばれます。 |
| 栗好きの方へ | 栗の存在感はちょっとだけあります。ただし香りより食感で楽しむタイプです。 |
| あらたまった手土産に | 箱入りで見栄えがするので、目上の方への贈り物にも使えます。 |
| ひとり暮らしの方へ | △。1本350gほどあるので、ひとりでは食べきるのに時間がかかります。 |
いちばん向いているのは、家族や複数人で切り分けて食べる場面だと思います。
棹菓子は「みんなで分ける」ためのお菓子なんだな、と改めて感じました。
値段あたりの満足感

1本1,500円ほどという価格です。
お菓子としては安くありませんが、1本350gほどあります。
2cmくらいの厚さに切ると、8切れほど取れる計算です。
1切れあたりで考えると200円弱。
喫茶店で和菓子を頼むことを思えば、じゅうぶん納得できる値段だと感じました。
それに、切り分ける時間そのものが少し楽しいんです。
「今日は何切れにしようかな」と考える時間まで含めて、値段のうちだと思っています。


実用情報まとめ
| 商品名 | あも(栗) |
| 製造元 | 叶 匠壽庵(滋賀県大津市) |
| 内容量 | 1本 約350g |
| 価格の目安 | 1本(箱入)税込1,512円/単品 税込1,404円(※変動あり。最新は公式でご確認ください) |
| 賞味期限 | 製造日より30日(夏季のみ26日) |
| 保存方法 | 常温。冬季は餅がかたくなるため常温保管が推奨されています |
| アレルギー | 大豆(※栗入りのため、購入時に商品表示をご確認ください) |
| 販売期間 | 例年9月頃〜翌年1月初旬(一部の直営店では通年販売) |
| 主な購入場所 | 叶匠壽庵の各店舗・百貨店・公式オンラインショップ |

賞味期限が1ヶ月ほどあるので、渡すタイミングに追われないのが助かります。
ただし開封後は早めに食べきってください。
冬場は常温保管が推奨されています。
冷蔵庫に入れると餅がかたくなってしまうので、ここは覚えておくと安心です。

これはリピートする?しない?
正直に言うと、私の一番は定番のあもです。
小豆と餅がしっとり一体になった、あのバランスが好きなので。
ただ、この「あも(栗)」もリピートします。
理由は、贈る相手が変わるからです。
定番は自分用、限定版は人に渡す用。
そんなふうに使い分けたくなる一本でした。
「季節限定なんです」と一言添えられるのは、手土産としてやっぱり強いですね。

定番のあもについては、こちらの記事でくわしく書いています。

