百貨店の催事コーナーで、この缶と目が合ってしまいました。
絵本『はらぺこあおむし』のクッキー缶です。
手土産にもお祝いにもよさそう……と思っているうちに、気づいたらレジに並んでいました。
今回は良かった点だけでなく、正直に「ん?」と思った点も書いていきます。

蓋を開けた瞬間がいちばんのごちそう
正直に言うと、この商品の一番のごちそうは味ではなく「蓋を開ける瞬間」だと思います。
白い缶をぱかっと開けると、緑・赤・黄・紫・ベージュのクッキーがぎっしり。
真ん中にはあおむしの形をした大きなクッキーが鎮座しています。
りんご、なし、すもも……絵本であおむしが食べたものが、そのままクッキーになっているんですね。
渡した相手が開けたときの「わあ」を、確実に取りにいける缶です。

誰へのお土産に向いてる?
小さいお子さんがいるお宅へ:◎
これが本命です。小麦・卵・乳を使っていないので、アレルギーが心配なご家庭にも渡しやすい。
色づけも合成着色料ではなく、ほうれん草やビーツ、かぼちゃ、紫いもなどの野菜パウダーとバタフライピー。
保存料・香料も不使用で、白砂糖の代わりにきび砂糖、粉は玄米粉です。
ただし大豆とやまいもは含まれるので、そこだけは事前確認を。
親・義実家へ:◯
孫と一緒に食べられる、という文脈があるなら強い。ただ大人だけの家庭には少し可愛すぎます。
職場へ:△
個包装ではないので配り菓子には向きません。
恋人へ:△
絵本好きな相手なら刺さりますが、そうでないと選択がやや子どもっぽく映るかも。

値段あたりの満足感は正直どう?
参考価格は3,300円(税込・単品)。36枚入りなので、1枚あたり約90円です。
正直、クッキーの味だけで判断すると割高だと思います。
アレルギー対応のぶん、一般的なバタークッキーのような「濃厚さ」はありません。
野菜の種類によっては、ほんのり苦味や青っぽさを感じるものもありました。
ただ、この値段には「絵本の世界観」「缶」「安心して渡せること」が全部含まれています。
ギフトとして考えるなら、納得できる価格帯です。
実用情報:パッケージ・賞味期限・その後の缶
缶は約12cm×12cm×高さ4.2cmと、思ったよりコンパクト。手提げ袋にすっと入ります。
蓋は力を入れずに開きますが、そのぶん持ち運び中に浮かないよう横向きは避けたほうが安心です。
賞味期限は販売店の表記で「3週間以上」。焼き菓子としてはやや短めなので、渡す予定が決まってから買うのがおすすめです。
そして地味に嬉しいのが、食べ終わった後の缶。
絵柄がしっかりしているので、ヘアゴムや薬の小分け、文具入れとしてそのまま使えます。
捨てずに残るギフトは、それだけで元が取れた気になりますね。

実は、他の絵本の缶とかなり迷いました
売り場で正直いちばん時間を使ったのが、ここです。
このクッキー缶は『はらぺこあおむし』の単発商品ではなく、絵本コラボのシリーズになっています。
『ノンタン』『ねないこ だれだ』『こんとあき』『くまのがっこう』『ノラネコぐんだん』『ねずみくんのチョッキ』など、缶の種類は十数種類。
さらに、ミニサイズの缶もあります。参考価格は通常サイズが3,300円、ミニ缶が990円(いずれも税込)。
プチギフトならミニ缶、しっかり贈るなら通常サイズ、と使い分けができるのが便利ですね。
相手のお子さんが好きな絵本に合わせて選べる、というのがこのシリーズ最大の強みだと思います。
私は結局、いちばん色数が多くて開けたときのインパクトがある『はらぺこあおむし』にしました。
どこで買える?(売り切れに注意)
私は百貨店の催事で購入しました。
百貨店やエキナカ、書店などを巡回するポップアップストアで販売されるほか、Cake.jpの通販でも扱いがあります。
ただ、人気が高く売り切れていることも多い商品です。
実際、私も後から通販サイトを見たら在庫切れでした。
見かけたときが買いどき、というタイプのお菓子だと思っておいたほうがよさそうです。
これはリピートする?しない?
結論:条件付きでリピートします。
自分のおやつ用には買いません。味そのものは素朴で、正直リピートするほどではないからです。
でも「小さいお子さんのいるお宅への手土産」という場面が来たら、また迷わずこれを選びます。
アレルギーを気にせず渡せて、開けた瞬間に喜ばれて、缶まで残る。
贈り物としての仕事を、きっちりこなしてくれる一缶でした。


